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クジラの骨出土地

今はどうなのか知りませんが、私が小学生の頃は学校で地元学習があり、東大阪市の歴史等を学びました。

実のところ、その内容は殆ど忘れてしまいましたが、唯一「生駒山の麓でクジラの骨が出た」と教わった事だけ何故か今も覚えていました。

それで昨年、その事をふと思い出したのでその場所へ行ってみる事にし、取りあえず近くまで行った後は地元の方に尋ねながら、辿りついたその場所は地元自治会館の前でした。

「ここでクジラの骨が出たんか」と感慨深げに見ていますと、地元の方(高齢の男性)が話し掛けてきました。

私がここに来た経緯を説明すると、実はここで骨が出土したたのではなく、人目に付きやすいので、この場所に市の説明板を設置したとの事でしたが(!)確かに説明板にはそう記されています(>_<)

それで、詳しくは説明板を御覧頂きたいと思いましたが、非常に見難いので少々説明させて頂きたいと思います。

昭和四十九年(1974)布市町を南北に通る大阪外環状線のすぐ東側、布市の旧村の南方にあたる元水田だった場所において、布市地区の下水管渠築工事の一環として、外環状線の下を通す下水管渠押し込みの為のマンホール掘削中、地表下6mの場所から複数の動物の骨が出土しました。

その後、出土した骨を専門家が鑑定した結果、マッコウクジラの骨と判明し、5000年前の縄文時代前期、河内湾の時代のものである事が分りました。

出土した骨は12個の化石化した生体のものと思われ、部位が特定されたものは、第一頸椎、右肩甲骨、左肩甲骨、下顎歯、肋骨、脊椎骨の椎板で、その他は舌骨の一部、頭蓋の一部、肋骨の一部と思われるそうです。

因みに、第一頸椎が東大阪市立郷土博物館で常設展示されています。

河内湾の奥まで迷い込んだクジラだったのでしょうか?

クジラの骨出土地1

クジラの骨出土地2

クジラの骨出土地3

「兄ちゃん、ようそんな子供の頃の事覚えとったなぁ」って言われましたけど、遠足みたいで楽しかったです(於 東大阪市)

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