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瀧行場

生駒山では瀧行場が各所で見られます。

生駒山の西麓は傾斜が急で、谷を流れる谷川を利用した瀧行場を中心とした民間信仰が、明治以降盛んとなりました。

生駒山で民間信仰が盛んになった理由として、瀧行場をつくるだけの水量と深さのある谷がある事、宝山寺を中心とする信仰が江戸時代からあった事、あと信仰を支える信者の獲得に都合の良い、大阪と言う大都会をひかえている事が挙げられるそうです。

しかし、谷川の水量に関しては、トンネル開削等により現在は水量が減少し、史跡名勝に指定されている「長尾の瀧」も上流にある砂防ダム付近から、ホースで水を引いているのが現状です(ハイキングコース上ある涸れた谷川に沿ってホースが引かれています)

それで、殆んどの瀧行場は瀧が中心的な存在で「白瀧大○○」等と称していますが、主神仏として別に不動明王等が崇められている事が多く、あと施設等を伴った場所もあります。

法人化され、現在も信仰されている団体もありますが、中には信仰者の姿も無く、荒れ果て施設の建物が崩壊していある場所もあり、少々不気味な様相を呈している場所もあります。

この様に石造物や建物等の施設のある瀧行場が広まり始めたのは、明治時代も中期以降の事だそうで、お塚等の石造物に刻まれた江戸時代の年号は皆無で、明治以前の民間信仰的な行場の跡も発見されていないそうです。

以上、簡単に生駒山の瀧行場について記しましたが、東大阪市域を中心にかなりの民間信仰の場があったと思われます。

瀧行場1

瀧行場2

瀧行場3

瀧行場4

瀧行場5

巨石も信仰の対象となっている事もあります(於 東大阪市)

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