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楠根川(その13)

長田にある民家の外塀に木が埋め込まれています。

長田の旧村は東西に細長く続き「長田神社」と「番ノ辻」付近を中心に開けたと考えられるそうですが、その旧村部の北側を通る道は「楠根川」の右岸堤防跡にあたり、この道を東へ行くと「新家堤」と呼ばれた、楠根川の副提跡へと続きます。

それで、民家の外塀に埋め込まれた木は椿の木だそうですが、椿の木は成長が遅いそうで、この木は樹齢約500年と言伝えられているそうです。

この事からも、この道が堤防上に出来た証となるかと思いますが、かつて長田は楠根川の氾濫による、水害に度々見舞われたそうです。

長田の旧家が石積の上に家が建てられているのは、昔からのならわしだそうで、それは水害に対する工夫だと思われますが、江戸時代の長田の記録を調べてみますと、楠根川についても記されており「村内楠根川 是ㇵ水上者赤川、下ㇵ楠根川与申、当村ゟ…」「是は当村添ニ御座候而」とあり、この川が赤川(悪水井路・農業用排水路)だった事が分ります。

あと、延享・天保・宝暦年間には「龍骨車」が21両あり「是ㇵ用水、悪水かき申候」と記されていますが、これは冠水が激しかった為、川俣にあった堰に龍骨車を並べ、楠根川に排水したと伝えられているそうです。

かつては水害に悩まされた長田ですが、かつて周辺にあった多くの水路は埋立てられ、道路等に整備されていますが、第二寝屋川開削等の治水対策の結果、現在は水害とは無縁の地区となっているかと思います。

長田は私の実家である稲田から自転車で5、6分の場所にあり、幼少期より土地勘がありますが、数年前まであった水路も埋立てられ、新たな家が建てられたりと、その風景も変わりつつあります。

同様の事は稲田周辺でも言える事なんですが…

楠根川13-1

楠根川13-2

楠根川13-3

楠根川13-4

楠根川13-5

楠根川13-6

確かに道は微高地になっています(於 東大阪市)

Comment

  • y&m
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ナムダーさん これは貴重な写真ですね。(^^♪ それに私の大好きな新道と旧道の境にできる、三角地もしっかりと映ってますしね。(^^♪ この三角地、好きなんですよ。

  • ナムダー
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y&mさんへ

ほんと、いつもコメントありがとうございます。

それで、さすがですねv-405
私の意図する写真を御理解頂きありがとうございますv-392

風景は変わっても、道は残るものって私は思ってます。
廃道や拡張される事もあるのでしょうが、実は私の自宅から近い場所に都市部では珍しい、廃道となった道がありました。
今は公園の一部になってます。

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